{

HOME  > 診療科・部門案内  > 診療部門  > 放射線科

放射線科

放射線科 診療科部長 主任教授 幡多 政治

診療科部長/主任教授
幡多 政治

放射線部長/主任教授 宇都宮 大輔

放射線部長/主任教授
宇都宮 大輔

診療案内

放射線治療部門

・主に悪性腫瘍(がん)を対象とした放射線治療全般
・従来の三次元原体照射(3DCRT)を始め、高精度放射線治療の強度変調放射線治療(IMRT)や定位放射線照射(SRSおよびSRT)、全身照射などの各種放射線外部照射
・ラジオアイソトープ(RI)を用いた小線源治療

画像診断部門

・X線CT、核磁気共鳴画像(MRI)、血管造影など各種画像診断
・核医学部門 ポジトロンエミッショントモグラフィ(PET)装置やシングルフォトンエミッショントモグラフィ(SPECT)装置を用いた各種ラジオアイソトープ(RI)検査。
・インターベンショナルラジオロジィ(IVR)による病変の精密検査(CT下生検等)や血管奇形、悪性腫瘍などの治療。

特殊検査・処置・入院・手術のご案内

放射線治療部門

治療名称:強度変調放射線治療
所要時間:外来で20分程度
説  明:放射線ビームの中に線量の重み付けを行い、腫瘍に対して理想的な線量分布を作り出すことで、治療効果の向上と副作用の軽減をもたらします。

治療名称:定位放射線照射
所要時間:外来で40分程度
説  明:三次元的に様々な方向からピンポイントで大線量の照射を行うことにより、良好な腫瘍制御と治療期間の短縮を図ります。

治療名称:密封小線源治療
所要時間: 外来または入院で1~2時間程度
説  明:子宮頸がんや前立腺がんに対して、腫瘍内やその近傍にラジオアイソトープを留置することによって、腫瘍に対して効率的な照射を可能にします。

治療名称:内用療法
所要時間:入院3日程度
説  明:神経内分泌腫瘍などに点滴等で行う治療で、特異的に腫瘍に集まるよう処理されたラジオアイソトープにより、腫瘍に限局した照射が可能になります。

画像診断部門

術式名称:腎がんに対する凍結療法
所要時間:泌尿器科に入院(6日程度)
説  明:泌尿器科との協力のもと、腎腫瘍(がん)に対して体表面から凍結用の針を刺し、腫瘍を凍結させることでがん細胞を死滅させる治療を行っています。凍結療法は手術と違って局所麻酔で行えるため、全身麻酔をかけられない方でも治療が可能です。治療の適応については泌尿器科にご相談ください。

当科の特徴

放射線治療部門

当科では、様々な悪性腫瘍に対して関連各科と緊密な連携の下、放射線治療を行っています。また、最新の放射線治療システムを導入し、より効果的で安全な治療が提供できるよう努めています。放射線外部照射においては、強度変調放射線治療や定位放射線照射など、最先端の高精度放射線治療を積極的に行っています。密封小線源治療や内用療法などの小線源治療は、神奈川県内でも行える施設が限られており、近隣地域における中心的役割を担っています。

画像診断部門

画像診断部門は、最新の320列デュアルエナジーCTと1.5TMRIを導入しました。3 台の多列CT(64列、80列、320列)および3台のMRI(1.5、3.0T)などで得られた画像を、放射線診断専門医が画像診断を行い、各診療科医師に報告しています。また、CTを備えた血管撮影装置(IVR-CT)を用い、がんなどの特殊な診断や患者さんの負担の少ない低侵襲的治療(IVR)を日常的に行っております。
核医学部門ではPET-CTやSPECT-CTなどの装置を用いたRI検査が行われています。特にPET-CT装置は半導体検出器の最新鋭機器を導入して注力しています。主にブドウ糖とほぼ同じ性質を持つ放射性薬剤であるフルオロデオキシグルコース(FDG)を用いた検査(FDG-PET検査)が行われており、悪性腫瘍の質的診断に貢献しています。またSPECT検査では、SPECT画像とCT画像を融合させて虚血性心疾患や転移性骨腫瘍などをはじめとするさまざまな病気の診断に利用しています。

紹介していただく時の留意事項

放射線治療部門

現在、放射線治療のご依頼は、院内の診療科を通して行ってもらっております。そのため、放射線治療を希望される場合は、まず貴科に該当する診療科にご紹介下さい。また、その際、必ず画像一式と病理報告書のコピーを添付していただきますようお願いいたします。

画像診断部門

当部門では直接の外来診察は行っておりませんので、画像診断およびインターベンショナルラジオロジィ(IVR)の依頼は院内の診療科を通して行ってもらっています。そのため、画像診断およびIVRのご相談は該当する診療科にご紹介ください。

専門外来・セカンドオピニオン

放射線治療部門

放射線治療に関するセカンドオピニオンを随時受け付けています。希望される場合は、当院の地域医療連携までご連絡いただき、受診予約をお取りいただきますようよろしくお願いいたします。

画像診断部門

専門外来、セカンドオピニオンについては当部門への直接の窓口はございません。該当する診療科を介してご紹介ください。

ページトップへ