文芸翻訳、言いたい放題
この講座は受付終了しました。
この10年ほど、いわゆる古典新訳という動きが出版界に出てきました。その現場での経験を踏まえて、文芸翻訳とはいかなる仕事であるのかを考えます。話の都合上、自分のことは棚に上げて、やや辛口に、過去の翻訳への批判もまじえるつもりです。当然ながら、現代の翻訳者はどんな責任を負うべきか、という議論にもなるでしょう。これまでの仕事中に採集した実例をいくつかご覧に入れますが、あまり難しい英文は使わない・・・予定です。
【企画監修者からの一言】
映画化もされて話題になったアーサー・ゴールデン『さゆり』など現代アメリカ小説の翻訳家として著名な講師による痛快な翻訳談義です。
日時 |
2018年5月12日〜2018年5月26日 土曜日 13:00〜14:30(全2回) |
---|---|
講師 | 小川 高義 (翻訳家、東京工業大学 名誉教授) |
企画監修 | 岩崎 徹 (横浜市立大学学術院国際総合科学群 准教授) |
受講対象 | 一般 |
受講料 | 全2回 3,100円 (本学卒業生は割引になりますので、お申し出ください。) |
第1回 5月12日(土)13:00〜14:30
ポー、ホーソーン、フィッツジェラルドなど
講師が過去の翻訳に疑問を抱くようになった経過を振り返ります。古典新訳は、過去と現在(また現在と現在)の翻訳者が競合する最前線です。
第2回 5月26日(土)13:00〜14:30
ヘミングウェイ、O・ヘンリーなど
イメージの作り方、視点の取り方、時代考証といった観点から、翻訳者が違えば、作品全体の印象まで変わることを述べます。
詳しい内容はチラシをご覧ください
エクステンション講座についてのお問い合わせはこちら
045‐787‐8930(受付時間:平日 9:30~16:30)