続・国際都市横浜のアートとまちづくり 〜横浜発の地域・文化を育む試み〜
横浜市では世界最新の現代アートの動向を紹介する3年に1度の国際展「横浜トリエンナーレ」を2001年から開催しています。当事業は芸術祭の草分け的存在として、内外の注目を集めてきました。その第6回展「ヨコハマトリエンナーレ2017」が、いよいよ来年夏に開幕します。
本講座では、国際展やアートプロジェクトというものを相対的に捉え、地域や社会における意義について知るとともに、横浜市内の文化活動事例をもとに、市民活動と国際展の関係について学びます。そして、創造都市横浜におけるアート(表現)と政策(事業)の関係について、あるべき方向性を一緒に考えていきます。
※5月に開講した前期講座を聴講されていない方も申込みいただける講座です。
ご都合の良い日程のみの部分受講も可能です。
日時 |
2016年11月12日〜2016年11月26日 毎週土曜日 10:30〜12:00(全3回) |
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会場 | 横浜市立大学 金沢八景キャンパス |
講師 | 伊藤 裕夫 (日本文化政策学会 前会長) 鬼木 和浩 (横浜市文化観光局 文化振興課施設担当課長(主任調査員)) 逢坂 恵理子(横浜美術館館長/ヨコハマトリエンナーレ2017ディレクターズ) 山野 真悟 (黄金町エリアマネジメントセンター事務局長/ 横浜トリエンナーレサポーター事務局) 鈴木 伸治 (横浜市立大学国際総合科学部まちづくりコース 教授) |
企画監修 | 鈴木 伸治 (横浜市立大学国際総合科学部まちづくりコース 教授) |
受講対象 | 高校生 学生 一般 |
受講料 | 無料 (部分受講可) |
第1回 11月12日(土) 10:30〜12:00
昨今の全国的な動向からみるアートプロジェクトと国際展
近年多数開催されているアートイベント。昨今の全国的な動向についての紹介とともに、
その特徴や目的、地域社会における役割や位置付け等について探求します。
講師:伊藤 裕夫 (日本文化政策学会 前会長)
第2回 11月19日 (土) 10:30〜12:00
横浜市内の地域文化活動と国際展
横浜市内の文化施設における地域展開と、市民が主催する文化活動の状況について、事例をもとに紹介します。
そこから、市民文化活動と国際展との関係性について考えます。
講師:鬼木 和浩 (横浜市文化観光局 文化振興課施設担当課長(主任調査員))
第3回 11月26日 (土) 10:30〜12:00
創造性を核とした都市づくりと横浜トリエンナーレ
表現としてのアートと政策としての事業をどのように結びつけていくか、多くの自治体やアートプロジェクトの現場が抱える課題とあるべき方向性について考察します。
講師:逢坂 恵理子(横浜美術館館長/ヨコハマトリエンナーレ2017ディレクターズ)
山野 真悟 (黄金町エリアマネジメントセンター事務局長/横浜トリエンナーレサポーター事務局長)
鈴木 伸治 (横浜市立大学国際総合科学部まちづくりコース 教授)