歌で聴くドイツの歴史2〜リートの誕生〜
この講座は開催終了しました。
平成27年度前期開講講座に続き、ドイツ、そしてヨーロッパの歴史を、歌を通してたどります。今回は、後期バロックから前古典派の音楽とリートの誕生、そしてウィーン古典派のハイドンおよびモーツアルトの声楽作品をとりあげます。社会的には近世から近代への転換期であり、啓蒙主義からフランス革命へと続く激動の時代、そして、文学の世界ではゲーテとシラーという二人の巨匠が登場してくる時代です。
日時 |
2015年9月29日〜2016年1月26日 火曜日 14:30〜16:30(全8回) ※予備日:2月9日(火)14:30〜16:30 |
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会場 | 横浜市立大学 金沢八景キャンパス |
講師 | 遠藤 紀明 (横浜市立大学 非常勤講師) |
受講対象 | 一般 |
受講料 | 全8回 12,200円 (部分受講可 1回1,600円) ※本学卒業生は割引になりますので、お申し出ください。 |
第1回 9月29日(火) 14:30〜16:30
「ヨーロッパ音楽の歴史をふり返る1」
音楽から複音楽へ:グレゴリオ聖歌からアルス・ノヴァまで — ヨーロッパの中世
第2回 10月13日(火) 14:30〜16:30
「ヨーロッパ音楽の歴史をふり返る2」
権力と権威の音楽へ:ルネサンスからバロックの音楽 — 中世から近世へ
第3回 10月27日(火) 14:30〜16:30
「後期バロックの音楽1」
J.S.バッハの受難曲:後期バロックの教会音楽 — 啓蒙専制君主の登場
第4回 11月24日(火) 14:30〜16:30
「後期バロックの音楽2」
G.F.ヘンデルのオペラとオラトリオ:後期バロックの劇場音楽 — 市民社会の胎動
第5回 12月8日(火) 14:30〜16:30
「初期リートの誕生」
バッハの息子たちと前古典派の音楽:初期リートの誕生 — 啓蒙主義の時代
第6回 12月22日(火) 14:30〜16:30
「初期リート」
第二次ベルリン歌曲楽派:ゲーテの登場 — フランス革命前夜1
第7回 1月12日(火) 14:30〜16:30
「ハイドンとモーツァルト」
ウィーン古典派1:器楽優位の時代 — フランス革命前夜2
第8回 1月26日(火) 14:30〜16:30
「モーツァルトの『魔笛』とハイドンのオラトリオ」
ウィーン古典派1:錯綜する思想 — フランス革命の勃発