Contributions to Society Center地域貢献センター
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横浜市立大学が地域へ貢献する6つの取り組み

03 地域医療の向上への貢献

 地域医療機関への医師紹介・推薦を大学全体で取り組むことにより、人材育成・地域医療の向上に貢献しています。
 
取り組み 内容
DMAT、YMAT、救急救命士への指導・助言  病院以外でも、医師や看護師などが国や地域の医療活動に参加し、医療の充実、向上に貢献しています。
 附属2病院には、災害時救急医療の専門的な訓練を受けた災害派遣医療チーム「DMAT」(Disaster Medical Assistance Team) が、附属市民総合医療センターには、DMAT の横浜市版である横浜市救急医療チーム「YMAT」(Yokohama Medical Ambulance Team)が設置され、活動しています。
 2019年9月5日に発生した京急線脱線事故においては、現場医療指揮を行うとともに、多数傷病者の受け入れを当院にて行いました。
 
 また、横浜市消防局指令センターでは、附属市民総合医療センターの高度救命救急センター医師が横浜市内の救急病院の医師とともに交代で勤務し、救急救命士の現場活動(AED 使用、薬剤投与、気管挿入など)に指導・助言を行っています。
横浜市重症外傷センターの運用  市内重症外傷診療拠点として「横浜市重症外傷センター」が、高度救命救急センターに機能を付与する形で運用を開始しました。
「重症外傷センター」は、外傷の中でも特に重度の出血性ショックに陥った患者さんに対応できるよう、緊急手術対応能力や緊急輸血対応の迅速さを求められています。平成27年3月には、CT 装置を備えた初期診療用ベッドが導入され、患者さんを移送することなくCT 検査を実施することで迅速な診療が可能になりました。
災害拠点病院  災害拠点病院は、病院などの後方医療機関として、地域の医療機関を支援する機能を有する病院で、災害時の医療救護活動において中心的な役割を担う病院として位置づけられています。
 神奈川県では平成29年4月の時点で33病院が指定されており、附属病院は平成10年、附属市民総合医療センターは平成8年に指定されました。
 また、附属病院には災害発生時のトリアージスペースや新型インフルエンザ等の健康危機発生時に安全に医療を提供できる施設として、災害・緊急時対応スペースが整備されています。そのほか、金沢区役所が設置する災害時の診療チーム「医療救護隊」に関して、訓練や隊の運用に企画段階から関わり災害拠点病院として地域の災害対策活動に貢献しています。
職員の被災地派遣
 附属2病院は、平成27年9月の関東・東北豪雨、平成28年4月の熊本地震など、被災地の医療支援のため職員を積極的に派遣しています。主に被災地では病院支援や避難所巡回を行い、医療活動に従事します。
大規模災害や患者搬送に係る訓練に平時から積極的に参加し、今後も医療支援活動において地域の災害拠点病院としての責務を果たしています。
横浜臨床研究ネットワーク
 横浜臨床研究ネットワークは、15の医療機関が治験を始めとした臨床研究で連携し、市民・国民の先進医療の受診機会の増加、医療産業の活性化に貢献しています。

<臨床研究ネットワークについてはこちら
 
承認されている先進医療  先進医療は、保険診療を一部利用することで患者さんの費用負担を軽くして健康保険で認められていない先進的な医療技術を受けやすくする制度です。先進医療を受けるためには、医療技術ごとに承認を受ける必要がありますが、承認を受けるためには技術のほかに、医療スタッフ及び施設・設備面等の要件を満たすことが求められます。 本学では高度かつ先進的な医療の提供という大学病院の責務を果たすため、患者さんにより良い医療を提供できるよう研究及び技術開発に努めています。
地域医療機関への医師の紹介
 近年、横浜をはじめ多くの病院が必要な医師を確保することが恒常的に困難になっている中、本学では、地域医療機関へ多くの医師を紹介し、地域医療を支えています。
 医師の紹介にあたっては、医学部内に「地域医療貢献推進委員会」を設置し、戦略的な医師派遣と医師紹介体制における透明性の確保、窓口の一本化を行っています。
【附属市民総合医療センター】
地域医療連携研修会の実施
 附属市民総合医療センターでは、各区医師会や関係団体と共催で医療従事者向けの研修会を毎回異なったテーマで開催しています。