当院の取組み

がん診療支援 輸血部

輸血部では、当院で行っている全てのがん診療において、安全かつ迅速な血液製剤の供給および適正な輸血療法の推進に努めております。

当院を受診されるがん患者さんは年々増加しており、使用する血液製剤も増加傾向が続いておりますが、一方で献血者の減少による血液製剤供給減少が問題となっています。
このため、乳がんや前立腺がんを中心に、がん診療の予定手術患者さんに対して、自己血輸血を積極的に推進しており、火曜日午前・水曜日午後・木曜日午前の輸血部自己血外来で自己血採血を行っています。
平成25年度は全ての疾患の患者さんを含めて458件の自己血採血を輸血部で実施させて頂きました。
また、最近では、血液がん疾患に対する造血細胞移植用の造血細胞処理の一部や保管管理業務も開始しています。