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先進医療

先進医療とは

「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」として、厚生労働大臣が定める「評価療養」の1つとされています。
 具体的には、有効性及び安全性を確保する観点から、医療技術ごとに一定の施設基準を設定し、施設基準に該当する保険医療機関は届出により保険診療との併用ができることとしたものです。
 なお、先進医療については、将来的な保険導入のための評価を行うものとして、保険診療との併用を認めたものであり、実施している保険医療機関から定期的に報告を求めることとしています。
当院では、以下のものが承認されています。

1.多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術(平成22年8月1日承認)【眼科】

適応症:白内障
 多焦点眼内レンズは従来の白内障手術に用いる単焦点眼内レンズと異なり、近くと遠くの両方にピントを合わせることができます。手術方法に関しては、一般の白内障治療と変わりはありません。

2.前眼部三次元画像解析(平成24年2月1日承認)【眼科】

 眼科疾患を診断するためには検眼鏡あるいは前眼部および眼底写真による検査が必須ですが、これらの検査法では眼球表面上の変化観察が出来るのみで、その診断精度には限界がありました。
 標記の先進医療技術では、これまで行うことの出来なかった角膜、隅角(ぐうかく)、虹彩(こうさい)などの断層面の観察や立体構造の数値的解析が可能となります。これらを活用する事で施術に際してのリスク除去(合併症の少ない手術部位、術式を選択する等)も可能となります。

3.リツキシマブ点滴注射後におけるミコフェノール酸モフェチル経口投与による寛解維持療法 特発性ネフローゼ症候群(当該疾病の症状が発症した時点における年齢が十八歳未満の患者に係るものであって、難治性頻回再発型又はステロイド依存性のものに限る。)(平成27年7月1日承認)【小児総合医療センター】

 小児期発症難治性頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群の患者を対象としたミコフェノール酸モフェチル(MMF)の臨床試験です。リツキシマブを点滴注射した後にMMFを内服する場合に、プラセボを内服する場合と比べて、寛解を維持する効果(再発を抑制する効果)が高くなるか、安全に使えるかを評価します。

過去に先進医療として承認されたのち、保険適用になったもの

1.実物大臓器立体モデルによる手術計画(平成18年12月1日承認)【形成外科、歯科口腔外科】

2.超音波骨折治療法(平成19年4月1日承認)【整形外科】

3.マイクロ派子宮内膜アブレーション(平成21年8月1日承認)【婦人科】

4.内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)(平成22年8月1日承認)【消化器病センター】

5.インプラント義歯(平成24年2月1日承認)【歯科口腔外科】

6.腹腔鏡下子宮体がん根治手術(平成24年4月1日承認)【婦人科】

7.実物大臓器立体モデルによる手術支援(平成23年5月1日承認)【整形外科】

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