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平成26年度入学式学長式辞

平成26年4月7日

新入生の皆さん、ご家族の皆さま、本日は入学おめでとうございます。心からお喜び申し上げます。
ご来賓の皆さまには、ご多忙にもかかわらず、ご列席をたまわり、厚く御礼申し上げます。

まず、皆さんが入学された「横浜市立大学」とはどういう大学なのか・・・、ということからお話を始めたいと思います。

横浜市立大学を一言で表すと、横浜市という地方自治体を設立母体として成り立っている公立大学であるという事です。これはすごく重要な事です。
皆さんもご承知のとおり、横浜市は、370万人の人口を有する我が国最大の政令指定都市であります。また、世界でも有数の国際都市でもあります。本学は、その国際都市横浜の大学なのです。ですから、国際的なセンスを身に付け、世界の様々な現場で活躍できる人材を養成し、世に送り出して行くという明確な使命を持っています。
また、本学は国際都市横浜の市民の方々の税金が投入されています。したがって、本学でこれから勉学に励まれる皆さんも是非覚えておいて欲しいことは、横浜市立大学は最終的には横浜市民の方々の様々なご厚意に感謝しなければならないということです。
また、地域への貢献ということを強く意識し活動しているということです。
横浜市立大学は横浜市の主要な一部なのです。言い方を変えれば『都市社会インフラ』として存在しています。この事を忘れてはなりません。
次に、これから皆さんは「この大学」でどのように学んで行くべきかをお話します。
まず、これまで皆さんが学習してきた知識や考え方は一度ご破算にしてください。大学では学問の原点に立ち返って真摯に学び直して下さい。皆さんの人生観や価値観を再構成することによって、それぞれの生き方の方向性を見極めて行くことが求められます。その上で、学内外の活動を通じて、様々な課題や問題を「実践的に解決していく力」を身に付けていってください。
あらゆる社会活動が急速にグローバル化する今、高等教育機関である大学にも、それに対応する姿勢が求められております。科学と科学技術の振興や人材育成などの面で国際社会に貢献していくことは、いまや大学における研究や教育の重大なテーマとなっています。

本学では独自の教育プログラムの一環である「海外フィールド・ワーク」や「交換留学制度」などの様々な「海外派遣プログラム」を用意しております。新入生の皆さんにはそれらに積極的にチャレンジや参加することによって、自分の視野を広げてほしいと願っています。本学の学生であるからこそ体験できる様々なチャンスを生かして、積極的に行動し、かつ自らが設定する学問的目標を達成してください。そして、将来、堂々とした社会のリーダーとなるためにすなおに頑張ってほしいと念願します。

さて、公立大学である本学の大きな使命として、「地域貢献」があります。2025年には、日本の人口の4人に1人が75歳以上という超高齢社会を迎えます。いかに今の医療制度を維持していくかが、大きな社会問題となっております。こういった社会状況の中で、医学部に入学されて、医師や看護師を目指す皆さんには、非常に大きな期待が寄せられていることは言うまでもありません。医療に貢献すると口で言うことはた易いことですが、実際には高度で専門的な知識を常に求められるとともに、身体的にも非常に負荷が掛かる仕事であることは間違いありません。しかし、皆さんはそれに立ち向かっていく“力”と“勇気”をこの横浜市立大学で培ってください。

複雑で、急速に変化する社会情勢である時代に皆さんはこの大学に入ってこられました。これからの時代を1人1人が生き抜いていく為には、誰かから一方的に教わるのではなく、自らが主体的に学び、自らの将来を自分の手で切り開くことが重要だと思います。ですから、私は、「学問の原点に立ち返って学び直し、自らの人生観や価値観を再構成することによって、それぞれの人生の方向性を見極めることが求められる」と、先ほど述べたのです。

本学は総合大学です。多岐にわたる分野で教育・研究、診療を行っています。
いろいろな学問を追究されておられ、またいろいろな価値観をもつ先生方が大勢おられます。これからの時代、この多様性の中で育つことは非常に重要です。
ぜひたくさんのことを自ら学び専門的能力を高めるだけでなく、「自分の人生の意味」を明確にするよう努力してください。そして、堂々たる社会人として生きて行くために必要な「基本的な知恵と技術」を、皆さんには本学在学中に学び、身に付けて欲しいと思います。

学部に入学された皆さんは、入学後すぐにPractical Englishを受講して、最低でもTOEFL 500点を獲得することが求められます。英語力は、国際化時代を生き抜くために必要な技術の一つに過ぎません。学び、身につけることは当然なこととして考えています。本学は簡単に卒業できるようなイージーな大学ではないと、言っておきます。まずは全力でチャレンジして、自分の力を試し向上させてください。必要最低限のレベルを獲得した後は、もっと上を目指してください。すでにそのレベルに達した方も同様です。
自身の英語力をさらに向上させ、特にコミュニケーション力を高めるため、大学で用意しているadvanced practical Englishのコースでより上のレベルを、積極的に、目ざしていただきたいと思います。英語力はこれから必ず皆さんの役に立ちます。
大学院に入学の皆さんには、今後、教員の方々と研究をともに進めながら学ぶことになります。自分の課題を研究テーマとして取り上げ、論文として仕上げることは容易なことではないと言っておきます。まずは、それぞれの専門分野を修得したうえで、しっかり進めてください。
また、常に、それぞれの研究分野の枠を超えた領域横断的・学際的アプローチからの視点を養うことをおすすめします。学位を取得することはゴールではなく、研究者としてスタート地点に立つことと認識し、今後の研究活動を行ってください。

何度も繰り返しますが、皆さんは、学を志して本学に入学されたわけですから、この大学で自ら大いに学び、そして大いに変身してもらいたいと思っています。私たち教職員は、皆さんを精一杯支援していきます。

さあ、今日から、皆さんの新しい生活が始まります。全力でチャレンジして、そして無事卒業されることを祈ります。
以上、平成26年度入学式の学長式辞といたします。

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