21年度より米国国務省との連携による講座を開始!
横浜市立大学/学部教育の国際化
|
記者発表資料 平成21年4月7日 公立大学法人横浜市立大学 国際化推進センター担当課長 竹前 大 TEL 787−2018 八景キャンパス等学務課長 稲葉めぐみ TEL 787−2496 |
横浜市立大学では、学部教育における国際化推進の一環として、米国国務省日本語研修所との連携による講座を平成21年度より開始します。
講座は、全学部の学生が履修することのできる共通教養科目に位置づけられ、米国国務省日本語研修所からの講師派遣により、米国の実情を学ぶ機会を広く提供します。
米国国務省の職員による生きた講座として、前期には米国ならではの最新の危機管理論を取り上げます。また、後期には「International Relations and the United States 国際関係とアメリカ」と題し、米国の現状と諸問題を実践的に捉えることのできる多面的なテーマを展開。一部、一般市民への無料公開を予定しています。
横浜市立大学は、国際感覚を身につけ、国際社会に通用する人材を育成するために、授業の国際化を積極的にすすめ、学部教育の一層の充実を図ります。
米国国務省日本語研修所との講座概要
| 講座名 | 言語 | 期間 | 開始日 | 対象科目 |
|---|---|---|---|---|
| 「危機管理論」 | 日本語 英語 |
平成21年度 前期前半 (8週) |
4月10日より 金曜4.5限 14:30〜16:00 16:10〜17:40 |
共通教養 (基礎科学講義 共通広域科目) |
| 特別講座 (米国国務省連携講座 「International Relations and the United States」) |
日本語 英語 |
平成21年度 後期 (15週) |
9月30日より 水曜5限 16:10〜17:40 |
共通教養 (総合講義A・ 特別講座) |
講座の目的、ねらい
『危機管理論』
「危機」とは何か、どういう状況を「危機」とさすのかという問題の規定・定義、あるいは、それは普遍的なものなのか、相対的なものなのかという議論から始まって、「危機」の諸相、「危機」の分析、「危機」への対処などについて論考していく。経済、環境、軍事、外交、組織管理などの視点・立場から「危機」を論じ、場合によっては具体的な事例も取り上げる予定である。
『特別講座(米国国務省連携講座:International Relations and the United States)』
国際関係と一国の文化社会の相互関係を具体的に示し、総合的な視点を与えるのがこの講義の目的である。アメリカ合衆国を中心とした軍事、外交、政治経済などの国際関係の状況と解釈を米国国務省日本語研修所および米国大使館のエキスパートが解説し、また、アメリカ合衆国の文化、社会の紹介も行う予定である。
参考資料
米国国務省日本語研修所について
UNITED STATES DEPARTMENT OF STATE
FOREIGN SERVICE INSTITUTE
JAPANESE LANGUAGE AND AREA TRAINING CENTER
YOKOHAMA, JAPAN
所在地 : 〒231−0862 横浜市中区山手町 152−3
略 称 : FSI横浜
開 校 :
1952年7月、米国国務省付属外務研修所(バージニア州アーリントン)の分校として開校。
対 象 :
日本勤務を前にした米国国務省の外交官(とその配偶者)、並びに米軍の地域担当
専門官等の政府職員(及び特に入学が認められている各国政府からの委託研修生等)
教育内容 :
卒業後の職務遂行に必要な日本語能力と、政治、経済、軍事、外交、文化といった幅広い分野における日本事情の理解を目的とした研修を行う。
研修期間 :
原則として、10か月間(8月〜翌年6月)、研修生は通常の職務から離れ、学習に専念する。研修生の入学時の学力や職務の内容や事情に応じて相談し、短期研修〜2年間コースまで、個別に対応する。
授業と試験 :
クラスは、月曜〜金曜の毎日6時間、L.L.学習クラスを除き、1〜3名の少人数クラス形式。12月と3月に学期末試験として実力テスト(Progress Assessment)が行われ、6月に卒業試験として、国務省の能力試験(Foreign Service Institute Language Proficiency Test)が行われる。
課外活動 :
日ごろの学習の成果を確認あるいは更に磨きをかけるため、より多くの日本の方々と交流し、様々な角度から日本に対する理解を深められるよう、ホームステイや交流会などの課外活動を行っている。
※共通教養科目とは
学部(国際総合科学部・医学部)を問わず1年生全員が履修するカリキュラム。本学の目指すリベラルアーツ教育の根幹をなすもので、卒業時まで履修することができる。
問題提起科目群(総合講義、実践科目、多文化交流ゼミ)、技法の修得科目群(教養ゼミ、語学、情報コミュニケーション科目)、専門との連携科目群(専門科学講義、共通広域科目)からなる。
各界の第一線で活躍するエキスパートを迎え、各学問領域を最新注目分野から俯瞰する総合講義Aや、海外を含めたフィールドワークや実習を行う実践科目など、従来の教養科目ではなく、実践的な教養教育を目指している。
専門との連携科目群における「基礎科学講義共通広域科目」とは、専門外の分野を探求していくことで広い学識と見識を身につけ、同時に専門性を充実させる科目である。
また、問題提起科目群における「総合講義A」とは、世の中に現在どのような問題があるのかを知り、既存の学問体系にとらわれることなく、多面的に問題を見る力を養成する科目。意外な驚きが新たな関心や興味の輪を生み、有機的につながっていくとわかることで、問題意識のアンテナを広げ、感度を高めて、世の中を見渡す広い視点を身につける。



