YCU 横浜市立大学

第10回経営審議会

議事録

日 時:平成20年1月17日(木) 10時03分~11時20分
会 場:金沢八景キャンパス 大会議室
出席者:宝田理事長、ストロナク副理事長(学長)、松浦副理事長、今田(忠)理事、今田(敏)理事(附属病院長)、奥田理事(副学長)、清成理事、嶋田理事(医学部長)、田中理事(事務局長)、馬場理事、福井理事、岡田理事(副学長)、南理事、足立監事、長峯監事

緊急議事

ストロナク学長から3月31日をもって辞任することが表明された。経営審議会から学長選考会議委員として、清成理事、今田理事、田中理事の3名が選出された。

・テンプル大学日本校のDeanになるため、横浜市立大学の学長を3月31日で辞任することとした。任期を前に職を去ることを大変申し訳なく思っているが、日本の大学には周期的な幹部人事の交代が必要である。新しいアイディアという新鮮な風を入れるためには、常に大学は開かれているべきである。今後、横浜市立大学と連携、協力できる日を楽しみにしている。また、出来る限り横浜市立大学への支援を続けていく。
・今回の決断は残念でもあると思っているが、理事長として本人の意思を尊重し、辞任を了承した。本年に入り、テンプル大学からストロナク学長を学術顧問として迎え入れたいとの文書が届き、3月31日までは専任で横浜市立大学の学長であり、テンプル大学では非常勤で学術顧問に就任することとなった。本日、ここで学長から正式に辞意が表明されたので、市大としても新たな学長の選考に入っていかなければならない。今後、学長選考会議を開催していく必要がある。
・前回の選考委員は昨年の9月27日で2年の任期が終わっているため、定款により、新たに3名を経営審議会で選ぶこととなる。また、今年度末に閉学を予定している看護短期大学部についても、閉学が延期になった場合には、こちらの学長の選考に際しても選考委員の選出が必要となる。
・経営審議会から清成理事、今田理事、田中理事を学長選考会議委員として選出することで異議がないようなので、この3名に決定する。本日の午後、教育研究審議会から3名が選ばれ、これら6名の委員により、スケジュールに沿って進められ、2月中には新学長を決定していく。
・学内の教員の意見も何らかの形で聞くようにしていかなければならない。大学はトップダウンになりがちであるが、教職員や学生も含めて運営していただきたい。学内の教職員とトップがうまく協調してやっていけるよう、選考に際しては、教職員の意見や考えもよく考慮した方がよいかと思う。
・前回は、経営審議会から1名と教育研究審議会から1名を推薦させていただき、それと同時に教員サイドからも何名かの推薦人で立候補できるようにした。今回もそれと同じ様な方向性で進めることになると思う。本日午後、第1回の学長選考会議を開くのは、日程を決めなければならないからである。誰が学長になるにしても、2月中には決めなければならない。大学としては、4月1日には新しい学長が就任していなければならず、少なくとも3月の1ヶ月くらいは準備期間が必要である。

議事

1 平成19年度第9回経営審議会について
「平成19年度第9回経営審議会議事録」について事務局より報告があり、承認された。

2 第10回経営会議について
第10回経営会議について事務局より報告があった。

3 平成20年度予算編成にについて
平成20年度予算編成に関する今後のスケジュール等について、事務局より説明があった。
・さらに市と調整を行い、合計約9億9千万円の差額部分を詰めていくことになる。
・市も予算が限られているため、なかなか厳しい状況である。今後さらに調整を図ってもらえるよう、働きかけをしていただきたい。

4 法人内諸会議の見直しについて
法人内の主要会議の組織編成や開催頻度、内容の整理など、会議のあり方の見直しについて事務局より説明があり、引き続き検討することとなった。
・法人運営の円滑化と迅速化を図っていきたい。現行会議における諸問題を解決するために、今後の会議案を出したものである。
・来年度からの会議の回数、内容についての提案である。来月の経営審議会でもご意見をいただいた上でさらに検討し、3月に決定したい。

5 格付けの取得について
指定格付機関である「スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)」による審査を受け、「AA-(ダブルエーマイナス)」、アウトルック「ポジティブ」の格付けを取得したことについて報告があった。
・大変評価が高く、驚いた。評価の一覧にもある通り、全日本の超優良企業が名を連ねている。BBB+でも高い評価なのだが、それより上である。民間企業の評価では、財務内容(これが過半)、業界の位置づけ(成長力)、外的環境の3つが主に見られる。大学の場合にはどのような所を見るのかなど、非常に興味がある。
・本学は公立大学であるため、横浜市に対してのヒアリングもあった。大学に対する横浜市の考え方等も評価の判断材料の一つに入ってくる。決算の状況、教育方針等を見た中で、総合的な判断を行ったということである。

6 第14回法人評価委員会の報告について
第14回法人評価委員会における主な意見等について報告があった。

7 第6回監事監査結果報告について
第6回監事監査結果について報告があった。

8 その他
学費納付区分を学事日程に合わせて変更すること、次回の経営審議会を2月上旬に開催することの2点について、事務局より説明があった。
・学費納付は現在年に3回であるが、他大学では基本的に年2回のところが多い。また、海外の大学も9月スタートで、年2回の学費納付となっている。他大学との差異が生じ、いろいろと問題が起きる可能性もある。今後のグローバル化の流れの中で、他大学との交流等を考える上でも、スムーズに進むように年2回に変更することが必要だと考える。
・研究生のケースについてはよく考えることが必要だと思う。研究生等は、短期間の在学であったり、3ヶ月ほどで退学したりするケースも多々ある。そうした学生の声もよく聞いていく必要がある。
・基本的に、学期中に在学している学生には先払いで学費を収めてもらっており、返金はしないという方針である。途中で退学する学生への対応は検討していなかったが、3期から2期に変更したことで、ずれや混乱が生じた場合には対応を考える。
・医学部において月払いは扱っていないが、研究生の途中入学の場合は、月数考慮をしている。
・昨年末、政府の教育再生会議の第3次報告があった。今後のヒントになること、参考になることも多いと思う。大学の項目も一つ入っていた。

会議の閉会にあたり、冒頭での辞任表明に加えてストロナク学長より英語による挨拶があった。

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