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国際総合科学群 赤羽淳准教授が第31回大平正芳記念賞を受賞!

学術院国際総合科学群の赤羽淳准教授が、著書『東アジア液晶パネル産業の発展‐韓国・台湾企業の急速キャッチアップと日本企業の対応‐』(勁草書房)で第31回大平正芳記念賞を受賞しました。
大平正芳記念賞は公益財団法人大平正芳記念財団(昭和60年設立、平成24年公益認定)が、「環太平洋連帯構想」の発展に貢献する政治・経済・文化・科学技術に関する優れた著作を表彰する名誉ある賞です。
6月12日(金)に東京千代田区一ツ橋の如水会館で授賞式が行われました。
(集合写真:2列目真ん中が赤羽准教授)

研究概要

赤羽准教授の著書『東アジア液晶パネル産業の発展』(勁草書房)は、過去10数年にわたって展開された液晶パネル産業における韓国・台湾企業のキャッチアップ(追い上げ)とそれに対する日本企業の対応を描き出したものです。1980年代に圧倒的な競争力を誇った日本の電子・電機産業は、その後、多くの製品・部品で東アジア企業のキャッチアップを受けるようになりました。本書がとりあげた液晶パネル産業も、そうした事例のひとつです。アジアの産業研究では、これまで特定の国・地域を深く追究する研究が多かったなかで、本書は、韓国、台湾、日本の各液晶パネル企業の事業展開を横断的に捕捉することに注力しています。具体的には、韓国・台湾企業のキャッチアップ過程の共通点と相違点を解明するとともに、日本企業がなぜキャッチアップされてしまったのか、その要因も明らかにしました。その結果、マーケティングに長けた韓国企業、追随戦略に徹する台湾企業、垂直統合型のものづくりに拘った日本企業といった三者三様の特性をあぶり出しています。本書が提示した分析視角と結果は、ボーダレス化が進んだ時代の中で、今日的な意義を伴ったとして学界で高く評価されました。
(記念賞贈呈写真:右が赤羽准教授、左が大平裕理事長)

今後の期待

アジア企業の急速な発展と日本企業の競争力との関係は、液晶パネルに限らず、あらゆる分野で重要になりつつある命題です。今後は、本書で体系化した視点を他の分野へも応用し、また新たな発見と日本企業への示唆を導き出すことが赤羽准教授には期待されます。