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相同組換え反応のしくみを解明! 国際総合科学研究科 岩崎教授、D3村山泰斗さんらの論文が科学誌Natureに掲載

世界初!真核生物型酵素による相同組換えの反応中間体の形成に成功
〜国際総合科学研究科 岩崎教授、生体超分子科学専攻D3村山泰斗さん〜

主に相同組換えの分子メカニズムを専門として研究活動をしている本学国際総合科学研究科生体超分子科学専攻創製科学研究室の岩崎博史教授と博士課程3年生の村山泰斗さんらの論文「Formation and branch migration of Holliday junctions mediated by eukaryotic recombinases※1」が、英国科学誌「Nature」(平成20年2月7日オンライン発表※2)に掲載されました。

研究室の集合写真

「Nature」は誰もが1度は聞いたことがあるほど、学術誌の代名詞的存在で、その内容も世界的にインパクトの大きな論文が、長く厳しい審査のもとに選ばれ、掲載されています。
本論文のFirst Authorである村山泰斗さんは、19年9月に岡山で開催された第79回日本遺伝学会大会において、今回の論文で報告されている研究の発表でBest Paper賞を受賞しました。※3
本論文の概要は「Nature」のホームページ(英語)で閲覧することができます。

※1 真核生物由来のリコンビナーゼによるホリディ構造の形成と交差部位移動反応
       著 者: 村山 泰斗、黒川 裕美子、真柳浩太(長浜バイオ大)、岩崎 博史
※2 英国時間2月6日(水)午後6時、日本時間2月7日(木)午前3時に発表。(冊子版は2月21日発行)
※3 「活躍する市大生」ページで紹介していますのでぜひご覧ください。

研究の概要

  相同組換えは、相同な染色体間においてお互いの遺伝情報を交換し合う反応で、すべての生物にみられる普遍的な生命現象です。兄弟姉妹で姿形が似ているけれど、それぞれ少しずつ異なっているのは、配偶子(卵子・精子)形成の時に、相同組換えが高頻度で起こることと深く関係があります。加えて、組換え反応は、電離放射線照射等で生じるDNA損傷の修復にも、重要な働きをしています。相同組換えをおこす際に必要な鎖交換反応は、DNA鎖交換反応触媒酵素(リコンビナーゼ)と呼ばれるタンパク質によって触媒されます。リコンビナーゼは原核生物(バクテリアなど)も真核生物(動植物・酵母など)にもあります。
  今回、岩崎教授と村山さんらは、相同組換えの重要な反応中間体であるであるホリディ構造を、真核生物のリコンビナーゼを使って試験管内で形成させることに成功しました。これは世界初の成果であり、今後の遺伝子レベルの治療に向けた研究が進んでいく上で必要とされる基礎知識として大きな力となることが期待されます。

説明図

説明図

※本研究は以下の研究により行われました。
●文部科学省科学研究費補助金
  基盤研(B)「分裂酵母の遺伝的組換えを制御するメディエーターの機能解析」
特定領域研究 領  域:「染色体サイクルの制御ネットワーク」
研究課題:「相同組換えと共役した複製フォークの再生と品質管理の分子機構」
●横浜市大研究戦略プロジェクト「相同組換え機構の統合的生物学」

<この記事に関するお問合わせ>
 研究推進センター Tel 045-787-2063 E-mail sangaku@yokohama-cu.ac.jp

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