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地域貢献ニュース5月号(母性看護学領域)

担当:中村幸代、宮内清子、竹内翔子、佐藤いずみ

親子の絆を深めるいのちの授業 -いのちの授業グループによる地域の学童クラブへの訪問-

母性看護学の教員と学生がコラボレーションし、毎年、市内小学校の5年生を対象に「いのちの授業」を行っています。今年度は、学生からの発案で、小学生が普段生活する場でいのちの授業を行いたいという要望がありました。このような学生の新たな挑戦に快く応えてくださったのは、市内の六浦子どもホームでした。さらにこの企画の趣旨をご理解くださった施設長のご提案により、小学生と親が一緒に参加できるよう、土曜日に実施させて頂きました。
実際にこの企画を行い、小学生、親、きょうだいが一緒になっていのちの重みを感じていました。
参加した父母からは、妊婦体験や新生児モデルの抱っこ体験を通して、「あなたが、おなかに入っていて時のこと思い出したよ」、「赤ちゃんの頃は、名前の呼び方がもっと優しかった。これからは、優しく呼ぶようにするね。」と親子の絆を深める場面がみられました。
この様子を見た学生は、新しい企画の成功を感じ、さらにいのちの授業を発展させたいという意欲が向上しました。今後は、これまでの授業形式にとらわれず、いのちの重要さを学びたいという団体からのオファーにも対応していきたいと考えています。

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