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地域貢献ニュース8月号(母性看護学領域)

地域貢献ニュース8月号(母性看護学領域)

担当:中村幸代、宮内清子、佐藤いずみ、竹内翔子

海外フィールドワーク活動での健康教育の実施による国際貢献

海外フィールドワーク支援プログラムの一環として、平成28年3月に看護学科2年生11名と教員3名が、国際協力事業を展開しているCITY NET横浜プロジェクトオフィスと協働し、フィリピン共和国イロイロ市でのフィールドワーク活動を行いました。フィリピンでは、合計特殊出生率がアジアの中でも高く、妊婦が身近な存在であることから、健康教育としてCITY NET横浜主催の防災訓練に参加した現地の小学生を対象に、妊婦の気持ちを理解してもらうことを目的とした妊婦体験を行いました。参加学生が主体となり、渡航前から準備や練習を何度も重ね、現地のスタッフにも協力をしていただきながら、現地での健康教育を実施することができました。実際に参加した児童からは、妊婦体験を通して、妊婦のお腹の重さに驚く声が多く聞かれました。また現地スタッフの方々にも、妊婦体験の意義を理解してもらうことができ、今後現地スタッフによって、防災訓練のプログラムの一部として妊婦体験が継続されることとなりました。
今年度のフィールドワーク活動においても、新たな健康教育のテーマを設け、実施する予定です。

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