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卒業生インタビュー19 - 清水(見宮)美早氏

大学時代から国際協力に関心があった私は、鷲見一夫教授の授業で ODA(政府開発援助)について学びました。また、パートタイムスタッフとしてフェアトレードのNGO創始者サフィア・ミニー氏の自宅に住み込んで働き、チャレンジ精神や行動することの重要性を身につけました。こうした方々との出会いや有意義な経験が、今の自分の仕事の礎になっていると思います。

在学中に貴重な出会いの数々を経験

人生に大きな影響があった大学時代の出来事は、スティーヴン・ヘッセ先生との出会いでした。先生に、友人であるフェアトレードNGOの創始者サフィア・ミニー氏(現(株)People’s Treeの社長)を紹介して頂き、在学中に同氏の自宅に住み込みで仕事をするという貴重な経験をしました。今の自分があるのは、学生時代にこうしたボランティアやアルバイトの枠を超えた有意義な経験をしたからだと思っています。また同氏のビジネスセンスやコミュニケーション能力は非常に勉強になり、さすがは先駆的な社会起業家の一人だと感心しました。
さらに、当時のゼミの先生方(林 正寿先生、弦間正彦先生)は、海外の大学院で博士号を取得した上、大学で教鞭をとりながら国際協力の仕事もされていたため、現実的・実務的な助言をくださいました。大学院進学にあたってもご支援頂き、JICA就職以降も連絡をとっています。在学中は恩師の方々に恵まれました。

卒業後はアメリカのメリーランド大学へ

在学中のNGO活動を通して、将来、開発分野の仕事に取り組むには、英語力やコミュニケーション能力、多角的な視野が必要なことがわかり、さらに環境分野への関心も高まったことから、大学卒業後は海外の大学院を目指すことにしました。

メリーランド大学の大学院に進んだ私は、英語力と勉学への姿勢の違いで大変苦労しました。まず、いくらTOEFLのスコアはあっても、実際に現地では通用しない英語力だということを思い知らされたのです。しかも授業中は発言・議論しなければ全く意味がないという世界でしたので、受け身の態勢ではいられません。また、試験では解答用紙の中で論点をまとめて自分の意見や結論を導く必要がありました。

今思えば、議論するだけの知識・経験不足によるところが大きかったのですが、当時は崖から突き落とされ、さらに上から石を投げられ、ダメ出しされている気分でした。次第に友人が増え、現地のNGOでインターンを始めて、最初の1年を過ぎた頃から大学院生活も充実してきましたが、この留学は根性と開き直りの精神で乗り切りました。

かねてから興味のあった国際協力の分野に就職

米国のメリーランド大学院在学中に2カ所のNGOでインターンを行い、また卒業後から就職までの間には、NGOでフルタイム勤務も経験しました。当時の日本のNGOはボランティアが中心だった中で、弁護士や博士号保有者、元行政官などが参加する国際NGOでの仕事はとても興味深いものがありました。この国際NGOでの体験を通して、やはり国際協力や開発の分野の仕事に就きたいと思うようになりました。

就職先にJICAを選んだ理由は、「日本人ができる国際協力の分野は何か?」と考えた時、真っ先にODAが頭に浮かんだからです。JICA職員は通常数年毎に異動があるため、専門性を活かせる部署に配属されるとは限りませんが、どの部署でも行動力があれば何かを生み出せる組織風土があるので、私も常に挑戦を楽しむ姿勢を忘れないようにしています。

担当業務は総務的なものからフィリピン政府や大使館、JICA本部との調整のほか、NGO事業まで内容は多岐にわたります。業務の多くが日本人関係者や所内向けのため、広報やNGOの仕事などではできるだけ現場に出向くようにしています。そこで見聞きすることや接する人々の意識、目線をつかむことで、国際感覚やバランス感覚を養っています。現在は未就学児2人を連れての赴任のため、当面は家族優先での仕事になりますが、子供たちがある程度成長したら、以前にも赴任していたアフリカ(ケニア)や紛争地域の業務に携わりたいと考えています。

大学生はまずは行動を!失敗も含めてたくさんの経験を

日本では現在、大学生の就職が厳しい状況だと聞いています。私の経験から言えることは「やりたいことがあったら、とりあえず行動してみる」ということです。社会に出るとその分野の専門性というよりも、調整・コミュニケーション能力が重要な局面が多いかと思います。こうした能力は、いろいろな経験をして多角的な視野を身につけながら深まっていくので、若いうちは「失敗もすべて力に変える」という気持ちで、積極的に行動することが大切だと思います。


清水(見宮)美早(しみず(けんみや)・みさ)氏 プロフィール

1995年 横浜市立大学商学部経済学科卒業後、米・メリーランド大学大学院修了(公共政策学)。JICA(独立行政法人国際協力機構)本部、ケニア事務所に在籍(主に環境分野を担当)、アフリカ部を経て、2011年からJICAフィリピン事務所勤務。

(経営企画課広報担当)

この記事の要約は広報誌whistle vol.21にも掲載されています。

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