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卒業生インタビュー07 - 篠原克人氏

カリフォルニア大学サンフランシスコ校がんセンターで診療・指導にあたり、最近、間寛平さんの主治医ということで、TV等マスコミにも登場した篠原克人さんにお話をうかがいました。

(このインタビューは広報誌whistle vol.9にも掲載されています。)

プロフィール
しのはら かつと
1979年横浜市立大学医学部医学科卒業。三井記念病院、北里大学を経て、1984年ヒューストンのベイラー医科大学へ。1988年よりカリフォルニア大学サンフランシスコ校泌尿器科勤務。2004年教授。がんセンターにて診療と指導にあたっている。

横浜から世界の架け橋となり日本に貢献していく人材を

全日本インカレにたった13人で臨んだヨット部時代

学生時代の一番の思い出は、医進課程の2年間、体育会ヨット部に所属していたときの全日本インカレです。当時、体育会ヨット部は部員が大勢辞めて存続危ぶまれる状態の中、私が2年生の春の関東インカレで好成績を残し、全日本インカレ出場の栄冠を得たのです。

しかしながら、新入部員はさらに辞め、その全日本インカレにはたったの13人で臨みました。当然、結果は惨敗でしたが、関西のマンモス大学などが、上級生の乗ったままの艇を下級生たちが岸に上げている光景を脇目に見ながら、我々は皆が岸に帰ってくるまで水の中で舟を押さえて待っていたことを覚えています。

2〜3年の留学の予定がそのままアメリカ滞在へ

医学部高学年になると、アメリカの臨床教育のすばらしさを認識しはじめました。しかし、英語が苦手だった私は、進んで留学というような手はとらず、国内でできるアメリカ的なトレーニングを模索するというところに落ち着きました。その頃市大の医学部は、現在行われているような卒後2年間は専門科に属さず自分の好きな科をローテーションするという画期的なシステムをいち早く取り入れていました。

私は皆があまり関心を持たない泌尿器科に非常に興味を持っており、アカデミズムを感じていました。アメリカのトレーニングでは、泌尿器科に進む者ははじめの2年間は外科をローテーションすると聞きかじっていたので手術経験ができアメリカ的なトレーニングができる病院で外科のレジデントに、そしてアメリカ的な教育をしている大学の泌尿器科のレジデントになりました。

その後、一度はアメリカの医療を見ておこうとテキサス州に留学したのですが、ある日突然、派遣元の大学から籍を無くしておくとの連絡が。しかしその頃ちょうど、妻がサンフランシスコでバイオリニストのオーディションに合格し、これがきっかけで私は現在の職に就くことになったのです。

”人間万事塞翁が馬”これば私の経験です。

前立腺がんの権威として、間寛平さんの担当医に

現在、前立腺がん、とくに小線源療法(ブラキセラピー)を専門に診療にあたっています。
医者の立場から病気を説明すると、たいていの場合、患者さんの理解の度を越えた説明になってしまいます。これは自分が理解しているから相手も理解しているものとしてしまうのですね。ですから患者さんにお話するときは、自分が病気のこと、治療のことを全く知らなく、もしこの病気だとしたら何が知りたいかということを念頭において、お話を進めます。

最近、間寛平さんの主治医ということでTVやマスコミに登場する機会をいただきました。でも実はチームで治療を行っているため、私が主治医ということはありません。

ただ、高校の同級生や大学時代の同僚から「テレビで見た」などメールをいただき、影響の大きさは感じています。

市大は世界の架け橋のたもとにある大学

アメリカの泌尿器科学会と日本泌尿器科学会が交流する際のリエゾン役を担当していますが、文化的背景の違いから来る交流の難しさを毎回痛感しています。そんなとき励みになるのは、”いつか世界の架け橋に”のリフレインで終わる、私の子どもたちが通う日本語補習校の校歌です。

横浜は文明開化の頃から海外の文化がいち早く入って来て、この世界の架け橋のたもととも言える場所です。そして市大はこの世界の架け橋のたもとにある大学です。学生の皆さんもぜひ世界の架け橋となるべき人材となり、いろいろな分野に進出して横浜市および日本の発展に貢献していって欲しいと思います。

(2010.5 経営企画課広報担当)

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