ナビゲーションをスキップして本文へ
  • English
  • 日本語
  • 簡体中文
  • 繁体中文
  • Korean
  • 通常版
  • テキスト版
  • 交通・キャンパス案内
  • 資料請求
  • お問合せ
  • サイトマップ

研究者検索

大学紹介


ここから本文

HOME > 大学紹介 > 卒業生インタビュー04 - 伊藤泉美氏

卒業生インタビュー04 - 伊藤泉美氏

横浜開港150周年で、ますますお忙しい横浜開港資料館主任調査研究員の伊藤泉美さんを訪ねました。
(このインタビューは広報誌whistle vol.5-2009年7月発行-にも掲載されています。)

伊藤さんには1年生が受講する総合講義A『横浜学事始』で毎年後輩を前に「横浜開港と中華街の形成」という講義を行っていただいています。

プロフィール

いとう いずみ

1985年横浜市立大学文理学部卒業。

在学中は元学長の加藤祐三ゼミで東洋史を学ぶ。

第一外国語が中国語だったため、英語をわすれないためにとESSに所属。この時の仲間は今でも親交が厚い。

お茶の水女子大学博士課程単位取得退学。

卒業後、横浜開港資料館調査研究員として横浜華僑の研究に取り組む。著書に「開国日本と横浜中華街」(共著・大修館書店)ほか。

近代日本の象徴、横浜の魅力を多くの人に伝えていきたい

日中近代史の新しい視点に惹かれ東洋史の世界へ

― 市大を選んだ理由を教えてください。

もともと歴史に興味があったのですが、当時NHKでシルクロードの最初のシリーズが放映されていて中国の歴史を学びたいと市大の文理学部を希望しました。
1年目にいろいろ講義を受ける中で、おもしろいなと思ったのが、加藤祐三先生の講義でした。世界史概論のような講義でしたが、近代は日本にとっては発展だが、他の東アジアの国々にとってはマイナスであったということを聞き、興味を惹かれ、東洋史を勉強してみようと思いました。
実は、150年前の日本人の中国人に関する感覚は、今の自分たちの感覚とはずれているんです。今の認識、今の常識と当時は違うんだということを大学の授業を通して学びました。

大学時代からつづく横浜開港資料館とのつながり

― 学生時代にすでに横浜開港資料館でアルバイトをされていたそうですね。

横浜開港資料館は1981年に開館したのですが、当時、人手が足りず、設立に関わっていた加藤先生が、サークル棟にある日現れて、アルバイトを探しているからと声をかけられ、ここのお仕事を手伝い始めました。
私と西洋史を専攻していたお友達でJapan Weekly Mailという明治のはじめに横浜の外国人居留地で発行されていた週刊の英字新聞から、ある特定のテーマにそった記事をピックアップする仕事でした。
その時、横浜の歴史に関して興味を持ち始め、将来はこんなところでお仕事したいなあと思っていました。

横浜史を伝える多様な仕事を担当

― 開港資料館ではどのようなお仕事を担当されているのでしょうか。

横浜開港資料館では、中華街の歴史などをテーマに、写真や浮世絵などから歴史情報を読み解く作業を行っています。古いお宅のお蔵の中に眠っている埃まみれの資料を傷つけないように、一枚一枚はがしたり、虫を燻上したりと、膨大な手間と時間がかかる作業もあります。
さらに、自分が研究するだけでなく、いろいろな人に資料を使える状態で提供するのも仕事です。テレビ局、新聞社、出版、教材などの目的に合うように、資料と人を結ぶためのきちんとした素材整理が大切ですね。

特に今年は、開港150周年ということもあって、雑誌やテレビ、新聞あるいは旅行会社までいろいろな企画の相談にのることも多いですね。

市大の講義では、「横浜学事始」で一日講義を担当させていただいていますが、地元の大学ならではの授業で、学生からも「はじめて知った」という感想がもらえるので、やりがいと感じています。

企画展を開催。トータルな空間表現にこだわりたい。

7月からの企画展では、企画から会場レイアウト、資料の選定や原稿の作成まですべて一人で担当しています。

展示は出したいものを出せばいいわけではありません。送り手と受け手の情報量のギャップを埋めるために、わかりやすいキーワードや魅力ある写真で理解しやすい展示になるよう、こだわっています。横浜中華街の魅力をトータルに紹介する空間にできるかが重要なのです。そのためにも内容をいかに咀嚼しているかが問われますね。

横浜は「国際性」が譲れない部分。中華街は、それを体現しているエキゾチックな街です。震災、空襲を乗り越えた、近代日本の象徴でもある中華街の歴史に対して、少しでも多くの人に興味を持っていただけたらうれしいですね。

※企画展「開港150周年記念 横浜中華街150年〜落地生根の歳月」
7月29日から10月25日まで横浜課以降資料館で開催

<市大生への応援メッセージ>

横浜の歴史は日本全国の中でも極めて特異なのです。興味を持っていただけるとうれしいですね。
大学の4年間は得がたい時期なので、時間を大切にしたほうがいい。就職にあせらないほうがいいと思います。(まあ、後からいえることなのですが・・・。)
ゆっくり考えることを大切にしてください。市大のキャンパスはゆっくり考えるのに向いていると思います。

  • 大学の理念
  • 大学概要
  • 法人情報
  • 大学広報
  • YCUサポート募金
  • 採用情報
  • 関連サイト

ページトップへ