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卒業生インタビュー02 - 久田宗弘氏

DCM Japanホールディングス株式会社代表取締役社長の久田宗弘さんにお話をうかがいました。
(このインタビューは広報誌whistle vol.3にも掲載されています。)

プロフィール
ひさだ としひろ 1946年生まれ。愛知県出身。
1969年横浜市立大学商学部卒業。山口ゼミ(商品学)に在籍。
1980年くろがねやに入社し、1992年同社代表取締役社長に就任。2001年カーマ顧問を経て、翌年、同社代表取締役社長へ。2006年DCM Japan株式会社代表取締役社長、翌2007年DCM Japanホールディングス株式会社代表取締役社長となる(いずれも現職)。ホーマック、ダイキ、カーマ、オージョイフルの顧問でもある。
http://www.dcmjapan-holdings.co.jp/

ひとりでやれることは少ない。一体感の喜びを学ぶ

 学生時代は、とにかくしっかりと遊びました。今の学生と違ってあまり勉強はしなかった。これから何をしようとか、将来に対する不安もなく、ただ楽しんで過ごしましたね。市大は小さくて学生も少ないし、いい大学でした。
私は、応援団卒業なんですよ(笑)。練習は一日も休まず、春は合宿で夏は大会の応援。正直、辞められる雰囲気じゃなかった。応援団長には、「それなりの学力があっても、人間、バカになりきることも大事だ」と教わりました。考えずに素直に動くクセがつきましたね。先輩の言うことに、まずきちんと従う。おかげで体力もついたし、組織の動かし方も学んだ気がします。
 今の若者は、上下関係がフラットに近く、かわいがられ方も甘え方も知らない人が多いように思います。甘えるとなるとベタベタと甘えてくる。わからないことは聞いてくれればとことん指導するつもりでいても、自分から近寄って来ないというか、与えられるのをひたすら待つ。みんなで何かをやる一体感の喜びというものを知らない。ひとりでやれる範囲なんてたかがしれてるから、みんなで作り上げる方が絶対楽しいんですけどね。

小売業へと進んだのは、人との出会いがすべて

 ゼミは、マーケティングで横浜西口や、宇都宮の商店街の客動線の調査とかをやってましたね。今の仕事に結果として役に立っていますが、とにかくこれは面白かった。
卒業後は、ゼミの先生に勧められた会社に入った後、商社で小売業の窓口を担当し、中小企業の再建なども経験しました。そんな時、実務が無性にやりたくて、小売業を家業から企業へと成長させることを目指していた山梨の会社に転職。業界も変化していく中で、メーカーと小売業のしくみから変えたいと思っていた矢先に、名古屋の会社を紹介されて…。と、言わば、勝手に人の敷いてくれたレールの上を走ってきたというか、人との出会いがすべてという、ほとんど運命ですね。小売業との接点なんて、商社時代しかない。運命の中で、自然体の中で、だんだんこうなってきたというか。迷いはぜんぜんなかった。そういう意味で、タフかもしれませんね。
 我々の世代は、戦後すぐに生まれて、苦しい時代からハングリーに育ってるせいか、恐いモノ知らずですよね。仕事することで、豊かになっていくことを実感できたから、努力すれば何とかなるとわかってる。
 今の若者は保守的ですよね。恵まれた環境の中で育ってるせいか、将来に対する不安も大きい。マニュアルや公式で育っていて、記憶力のいいのが勝ちというような時代だから、何かがあると前例のあるなしで考えてしまう。ビジネス社会は前例のないことばかり。経験のないことは、どうするの?では、困るわけです。

本音でつきあうこと、客観的に見ることが大切

 社会人として大切にしていることは、本音でつきあうこと。テクニックじゃない。こっちがさらけ出せば、相手もさらけ出す。結果が悪くても、自分が真正直にやったとすれば、いつかそれは評価される。その場の立場だけでつきあったりはしないことでしょうか。
客観的に見ることも大事にしています。自分の会社を他人の会社のように、一歩引いて見ようと。たとえば自分が探してくる店舗は、いいと思いこんでしまったり、どうしても主観的になってしまいますからね。前例主義もダメ。過去にこうやってきたから、これでいくというのはナシ。必ず今を見るようにしなきゃダメです。
 私は新しいものを作っていくのが好きで、できてしまうとつまらなくなる。新しいことを作り上げる時が楽しくて仕方ない。できてしまえば、誰でもやれるようにつなぐわけでそこから自分はいなくてもいい。自分の存在が必要とされている間が楽しいんですよね。

何かに全力投球する。枠を自分で決めない

 学生時代は、部活でも何でもいいから全力投球できるものがあるといいですよね。面接などでも質問にどう答えるかなんて悩まない。用意した言葉じゃないわけです。このことだけはやってきたと答えられるものをちゃんと持っている人は、生き生きとしている。
 それに、もっと自分をさらけ出していいと思います。どうも、自分で自分の能力を決めたがる傾向にありますが、どこに自分の能力があるかわからないし、目に見えない適性だってある。さらけ出せば、社会の大勢の人たちが、この人のここを伸ばしてやろうと見つけてくれるものなんです。人の能力にはそんなに大きな差があるわけじゃない。たとえば、頼りにならない店長だけど、何とか助けてやらなきゃと周囲が思って、すごく雰囲気のよくなる店もある。能力ってそういう話。
 世の中にはたくさんのチャンスがあります。つかもうと思えばつかまえられる。でも責任を持ちたくない、成長したくないと弱腰になって、自分で自分の芽を摘んでしまうのは、あまりにももったいない話です。今は、世界と付き合わなきゃならないから、やはり海外を見ておくといいでしょうね。1年位、文化の違いも含めてまずは目で見てくる、肌で感じてくるべきでしょう。

学生ならではの発想で新ビジネスを売り込むのもいい

 世の中が変化する時に新しいビジネスは生まれます。核家族が増えて小さな子どものいる家庭は外出できなくなり、宅配が必要となった。車の保有世帯が増えて商圏が変わった。所得格差や世代差がある今だからこそ、また新しいビジネスが生まれる。新しいビジネスをどう作るか、物販とサービスをどうジョイントさせるか、なんて考えるだけでワクワクしてきます。世の中の人が何に困っているのか、ヒントはたくさんある。色々な人と色々な話をする中でも、アイデアは生まれてくるもの。
だからこそ、学生の視点でこれから生まれるであろうビジネスを考えて、企業に売り込んだっていい。飛びつく企業は多いんじゃないかな。そんな元気な、夢を持った学生であって欲しいですね。

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