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がん遺伝子検査外来に関してよくあるご質問 (最終更新日2017年3月14日)

これまでの外来での相談を踏まえて、よくあるご質問に対する回答をまとめました。最終更新日の時点での回答です。情報は今後変更となる可能性があります。

お問い合わせについて
■問い合わせは電話かメールかどちらがよいですか
■説明を受けるときなど、患者本人が来院する必要がありますか
治療法について
■新しい治療法はどのくらいの割合で見つかりますか
■調べるがん遺伝子すべてに対応する抗がん剤がありますか
費用について
■新しい治療法が見つかった場合、費用はどうなりますか
■支払いは外来当日に行わなければなりませんか
■支払いにクレジットカードは使えますか
他の検査との比較について
■スクラムジャパンとはどのように違うのですか
■オンコプライムとはどのように違うのですか
■何故、横浜市大はオンコプライムではなく、MSK-IMPACTを採用したのですか
検体について
■必要な検体はどのようなものですか
■他院で手術を受けた場合、どのように検体をもらえばよいですか

お問い合わせについて

問い合わせは電話かメールかどちらがよいですか

お問い合わせは、可能な限りe-mailでお願いできれば幸いです(e-mailはこちら)。e-mailでのご連絡の際は、こちらから連絡可能な電話番号も記載していただけると連絡がスムーズになります。

説明を受けるときなど、患者本人が来院する必要がありますか

いいえ。必ずしもご本人様が来院される必要はありません。もちろん、患者さんご本人に来院していただくことが望ましいですが、患者さんの体力の負担になるような場合は、ご家族様のみの来院でも問題ありません。その場合、電話や書類の郵送での対応など、できる限りご本人様の負担にならない方向で検査や説明を進めさせていただきます。

治療法について

新しい治療法はどのくらいの割合で見つかりますか

新しい概念の検査のため、大規模な研究結果の報告は少ないですが、2015年に米国の一つの病院から報告された結果(Sohal DP, et al. J Natl Cancer Inst. 2015 Nov 9;108)では、新しい治療法が見つかったのは49%とされています。ただし、実際に治療を受けたのは全体の11%でした。これは、お金の問題でその治療を受けられなかったり、検査結果が出るまで患者さんの状態が悪くなってしまったりしたことが原因です。
がん遺伝子検査は魔法の検査ではなく、受けた人の半分以上は何も変わらない、というのが現状です。しかし、一方で、ガイドラインで推奨される治療法が効果が無かった患者さんや、そもそもガイドライン治療が存在しない希少がんの患者さんにも、わずかの可能性ではあっても新しい選択肢を提示できる画期的な検査でもあります。

調べるがん遺伝子すべてに対応する抗がん剤がありますか

2017年1月の時点で、MSK-IMPACTのセットに含まれるがん遺伝子の数は468種類です。しかし、この全てに対応する薬剤が存在するわけではありません。むしろ、対応する薬剤が存在しない遺伝子の方が数は多くなっています。しかし、特定の遺伝子変異と一対一となっている薬剤を見つけることだけが、本検査によってできることではありません。
例えば、がんの種類によっては、この遺伝子変異があると、この薬剤が効き易い、あるいは効き難いという効果予測に使える遺伝子変異もあります。あるいは、その意味が分からなくても、遺伝子変異が極端に多いがんには、免疫チェックポイント阻害薬という新しい種類の抗がん剤が効き易いという事実が知られています。このように、得られた結果を患者さん個人のケースに合わせて解析していくことが大切です。当院がん遺伝子検査外来では、がん遺伝子変異のレポートだけでなく、患者さんの病歴を踏まえた上で、オリジナルのレポートを作成してお渡ししています。

費用について

新しい治療法が見つかった場合、費用はどうなりますか

ほとんどの場合、新しい治療法が見つかったとしても、患者さんのがん種に対して、保険適応となっていません。このため、治療を受ける場合は自費治療となります。更に、日本では混合医療が認められていないため、抗がん剤の副作用に対する治療なども含めて、自費となってしまいます。この点に関しては、当院では実際にどの程度費用負担があるのか、金額を概算してお知らせする方針としています。

支払いは外来当日に行わなければなりませんか

初回外来時に1万1130円の支払いが必要となります。検査に同意し、検査を施行する場合は、追加で約60万円の支払いが必要となり、この支払いが完了した時点で検査の手続きを開始します。この支払いは初回外来当日に払うこともできますが、一度家に帰って、後日の支払いでも問題ありません。後日の場合は、再度来院していただくか、あるいは振込用紙を用意することもできます。

支払いにクレジットカードは使えますか

クレジットカードによる支払いは可能です。

他の検査との比較について

スクラムジャパンとはどのように違うのですか

スクラムジャパンとMSK-IMPACTは検査の種類としては同一のものです(解析する遺伝子の種類の違いなどはあります)。スクラムジャパンは、基本的には研究目的に研究費で行われるものなので、検査の時点で患者さんの費用負担はありません。しかし、特定のがん種であることなど、いくつかの限定条件があります。MSK-IMPACTは、米国で保険適応となっている臨床検査を日本から発注するもので、検査の費用は患者さんにご負担いただきますが、検体が条件を満たせば、どのようながん種でも受けることができます。

オンコプライムとはどのように違うのですか

オンコプライムは、京都大学が日本で初めて導入したがんクリニカルシークエンス検査で、現在では北海道大学をはじめ複数の施設で採用されています。オンコプライムはMSK-IMPACTと同様に費用が患者医様負担となる、臨床用のがん遺伝子検査です。MSK-IMPACTは順天堂大学が最初に導入し、横浜市大が2番目に導入しています。この二つの検査は、検査施設の違うため、解析する遺伝子のセット(パネルと呼んでいます)や費用などに違いがあります。パネルに関しては随時変更されていくため、詳しい違いに関しては、お電話やメールなどでお問い合わせください。

何故、横浜市大はオンコプライムではなく、MSK-IMPACTを採用したのですか

MSK-IMPACTの日本導入は、米国Memorial Sloan Ketteringがんセンターの日本人研究者達が働きかけて、実現しました。その中に順天堂大学の研究者が多く在籍していたため、順天堂大学で最初に導入された、という経緯があります。当院でがん遺伝子検査外来を担当している加藤医師は、このMSK-IMPACT日本導入プロジェクトに消化器内科医として参加していました。このため、横浜市大に2番目に導入が決まりました。

検体について

必要な検体はどのようなものですか

必要な検体は以下の通りです。『腫瘍部未染スライドおよび正常組織未染スライドを薄切5μmで各20枚』となっております。ただし、手術の時期ができれば2年以内のものが望ましいです。生検の検体でも、条件を満たせば検査施行可能な場合があります。まずはお問い合わせください。

他院で手術を受けた場合、どのように検体をもらえばよいですか

他院で手術を受けた場合、以下のいずれかの方法で検体をやり取りさせていただくこととなります。
(1)パラフィンブロックとHEスライドをすべて送っていただく。
(2)腫瘍が一番多いブロックと、正常組織が一番多いブロックの二つだけ送っていただく。
(3) (2)のブロックを薄切して送っていただく。
どの方法が一番良いかに関しては、施設の規定によって異なりますので、主治医の先生と相談させていただきます。

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