横浜サイエンスフロンティア高校からの第1期特別枠入学生が研究室を見学
1月13日(金)午後、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の2012年度特別入学枠入学生9名が、金沢八景キャンパスの研究室を見学しました。
この入学生は、平成20年に横浜市立大学と横浜市教育委員会で設定した「横浜市立大学チャレンジプログラム」を通して横浜市立大学国際総合科学部への進学を可能とする特別入学枠(10名程度)により選抜された第1期生となります。
最初に訪問した再生学の内山研究室では、ES細胞を顕微鏡で観察しました。(左上)
環境毒生物学のカナリー研究室では、修士論文に取り組んでいる大学院生に話しを聞きました。(右上)
界面表面科学の重田・戸坂研究室では、STM装置(走査線トンネル顕微鏡)を見学。物質の表面・原子・分子をどのように観察するか、装置の原理、真空の状態とは?など具体的な実験にまつわる知識を戸坂助教より解説を受けました。(左)
その後、横山研究室を経て、篠崎研究室では、試験管の中の物質が光を発する現象を観察。同じ物質でも色が違って光る事例など見せてもらいました。「研究室の学生は、1人ひとり違った研究をしている」との話が、生徒たちには意外だったようです。(右)
不老長寿学実験室では、藤井准教授より動物の寿命は延ばせるという話を聞きました。液体窒素で生物を保存している状況も見せてもらいました。人間の寿命は延ばせるだろうが、150歳まで生きることはない、という話を興味深く聞いていました。(下)
見学の生徒たちからは、それぞれの研究室で熱心な質問が飛び出し、それぞれが有意義な時間をすごせたようです。
今回は、入学前に横浜市立大学の研究室を訪問し、実際に大学で行われている研究に触れました。この見学は、木原生物学研究所の舞岡キャンパス、理化学研究所との連携大学院がある鶴見キャンパスでも行われます。
(2012.1.20 広報担当)
横浜サイエンスフロンティア高校(YSFH)の横浜市立大学特別入学枠について
横浜市立大学と横浜市教育委員会は、平成21年4月に開校した横浜サイエンスフロンティア高校(YSFH)の第1期生から、横浜市立大学国際総合科学部への進学を可能とする特別入学枠(10名程度)を平成20年に設定しており、2012年度、初めての入学生を受け入れます。特別入学枠の進学者は、「横浜市立大学チャレンジプログラム」を受講し、その総合評価を基に選抜されるもので、第1期は9名が選抜されました。
「横浜市立大学チャレンジプログラム」とは
先端科学技術の知識を活用して世界で幅広く活躍する人材を育成するプログラム。
横浜市立大学国際総合科学部に進学を希望する生徒の、2年次におけるサイエンスリテラシーでの成果、学習成績などを総合評価し、資質が認められる3年次生を対象に4〜10月の期間、横浜市立大学の教員が指導を行い、特別入学枠進学者10名程度を選抜するものです。
このプログラムにより、大学進学後の円滑な学習と将来に向けた意欲と目的意識の高い人材育成を目指しています。
横浜サイエンスフロンティア高等学校との高大連携事業
横浜市立大学は、横浜サイエンスフロンティア高等学校開校時から、「理数理科カリキュラム」「サイエンスリテラシー」「先端科学機器選定」「特別推薦制度」の4点について、高大連携事業を奨めています。



