ナビゲーションをスキップして本文へ
  • English
  • 日本語
  • 簡体中文
  • 繁体中文
  • Korean
  • 通常版
  • テキスト版
  • 交通・キャンパス案内
  • 資料請求
  • お問合せ
  • サイトマップ

研究者検索

学生生活


ここから本文

HOME > 学生生活 > 第56回日本経営システム学会全国研究発表大会で「学生研究発表優秀賞」を受賞した 小茄子川さん

第56回日本経営システム学会全国研究発表大会で「学生研究発表優秀賞」を受賞した 小茄子川さん

2016年6月4日〜5日に開催された、第56回日本経営システム学会全国研究発表大会において、国際マネジメント研究科の小茄子川智弘さんが「学生研究発表優秀賞」を受賞しました。
小茄子川さんに今回の受賞についてお話をうかがいました。

今回の学会では、どのような内容を発表されたのでしょうか?また、どのような点が今回の受賞につながったのでしょうか?

表彰状とご本人

循環型社会やスマートシティなど、環境への意識がより一層高まる今日の我が国において、国や各自治体が導入を検討している事業の一つが、下水処理で発生する汚泥のバイオマスエネルギー事業です。
汚泥を固形燃料化し、バイオマスエネルギーとして火力発電に用いるというもので、自然環境への負荷を削減でき、長期的なコスト削減効果もあるとされていいますが、初期投資のコストなどが原因で、未だこの取り組みは全国規模ではないのが現状です。
今回の発表では、システム・ダイナミックスという分析手法を用いて横浜市を事例に、このような取り組みをモデル化し、従来の廃棄処理の費用と比較することで、コスト面における有効性を定量的に実証しました。
評価されたと思う点は、
・テーマが時代のニーズに適していること
・横浜市環境創造局にご意見をいただき、非常に説得力のあるものになったこと
だと思っています。

「日本経営システム学会」はどのような学会なのでしょうか?

「経営を工学、情報、社会科学の横断的視点からデザインする」という目標の下、様々な経営課題に対して現実的で有効な思考と手法の開発に貢献することを目指している組織です。
対象となる研究テーマは幅広く、近年話題となっているオープンデータの利活用から今回私が取り上げた、環境エネルギー対策などが挙げられます。近年は、ITの利活用に関連するものが多くなっています。また他の経営系学会とも連携し、交流が盛んに行われているほか、3年に一度ハワイで国際会議が開催されるなど、グローバル化も進んでいます。

今回の全国研究発表大会に参加することになった経緯や、参加された際の感想・エピソードがあれば、教えてください

博士前期課程における研究について、他大学の先生方の前で発表し、意見交換をすることで、研究室では気づかなかった問題点の発見や、新たな知見を獲得できればと思い参加を決意しました。
今回は、本学での開催ということもあり、入念に準備をすることができました。当日の発表は、なじみのある教室だったので、緊張はあまりしませんでしたが、質疑応答では内容に関して鋭い質問をいくつか頂いたことも良い経験になりました。
また、他の参加者の発表を拝聴する機会にも恵まれたことは非常に有意義でした。

参加するに当たり、事前準備など特に意識した点や工夫した点、苦労した点があればお聞かせください

発表の準備では、シミュレータモデルの作成に時間をかけました。計算結果がなかなか思うような現実的な数値にならず苦労しましたが、妥協せずに時間をかけ追及しました。

受賞された際の研究室の皆さんの反応はどうでしがか?

永松先生をはじめ、同期、先輩からも本当にたくさんのお祝いのお言葉を頂きました。

研究室では普段どのような研究・勉強をされているのでしょうか?

様々な定量分析の手法を学びつつ、シミュレータモデルの作成や実際にその計算をするなどして現実的かどうかを判断しています。先行研究の収集や企業、自治体の事例研究をすることも多いです。

小茄子川さんの将来の夢や、目標を教えてください

世の中がより良くなる仕組みづくりについて考えていきたいです。
現場に寄り添ったシステムを開発することにより、良い仕組みを作り、社会貢献できればと思います。

永松陽明准教授のコメント

日本経営システム学会では研究発表大会毎に優れた学生研究に対して、「学生研究発表優秀賞」を授与しております。本年は、横浜市立大学で開催しました大会での受賞となり、研究室にとっても大変光栄なものになりました。
小茄子川君の研究は、横浜市環境創造局のご協力を受け、下水道処理における汚泥の有効活用を考えたコストシミュレーションであり、示唆に富む結果を導出することができています。今後は温室効果ガスも含めた、コストと環境両面からのシミュレーションを修士論文にまとめていく予定と聞いております。
この受賞が契機となり、今後も小茄子川君が精力的に研究を進められることを期待しています。

今回の研究を通して、現場を知ることの大切さを再確認したとのことです。4月からは、IT関連の会社に就職が決まっている小茄子川さん。今後、益々のご活躍を期待しています。

ページトップへ