YCU 横浜市立大学

技法の修得科目群

技法の修得科目群

ゼミ

教養ゼミ

大学では数百数千の開講科目が用意されています。しかし、自分で問題意識を持って取り組まなければ何も得るところがありません。至極あたりまえのひと言でいい尽されるように「自分で勉強しなければ何も身につかない」のです。とはいっても、むやみに自分で勉強しても思ったほどの成果が上がらないのも事実です。学び方にもそれなりの型があり、それを意識しながら学ぶ必要があります。

教養ゼミは、自分の学びを深めていく方法を身につけるための過程を体験する学生中心の授業です。各学生は全クラスに横断的に設定された「大学でなにを学ぶか」という問いを出発点として、それに対する自分なりの答えを見出す過程を模索していきます。そして、自分なりに明らかにしたことをクラスで発表し、最終的には、たとえば8000字前後のレポートにまとめます。自分にとっての課題に取り組み、クラスでの発表の際に投げかけられた意見を参考にしつつ問題を整理し、言葉でまとめていく過程は、まさに私たちの頭脳の中で、問題を理解していく過程そのものといえます。ここで重要なのは、知識そのものに縛られない学びの型を体験し、自分なりのスタイルを獲得していくことです。

学生のこれらの活動を支援するために、各クラスは専門分野の異なる複数の教員が担当します。また、各クラスは多様性を確保するために、学部、学系の壁を越えた様々な指向性をもった学生で編成されます(多様性はぼんやりとした思考を研磨し、洗練させていくやすりのような役割を果たし、より広い視点を与えてくれます。これが多様性にこだわる理由です)。

最後に、学術情報センターの支援によって、授業の中で情報検索の方法やレポートの執筆方法についても学んでいきます。適切な情報に依拠し、自他の意見を明確に区別していく作業は卒業までの演習や研究室活動を行っていく際に必要とされるものです。これらも、この授業を通して身につけることが期待されている技能です。

基礎ゼミ

大学での学びの真髄は、ゼミや研究室所属後に教員から施される一子相伝的な教育です。メディアの発達、ことにインターネットの発達によって、私たちは大学の講義室で与えられる知識は容易に得ることができるようになりました。それでも、学問・知識と向き合う姿勢や大量の情報を選別する勘どころは、やはり専門家であり研究者である教員について学ぶ必要があります。それと同時に、少人数教育、双方向教育、学生中心の教育など、本学が掲げている教育のエッセンスが凝縮されているのがゼミや研究室での活動です。

教養ゼミが内容に関わらず大学での学びに必要な技能を学ぶものであれば、基礎ゼミは具体的な状況下での学びを体験し、教養ゼミで習得した技能を実際に使ってみることを目的としたものです。授業の形式は、授業の形式、輪講の形式など教員によってさまざまであり、扱う内容も教員の専門分野に関連したものが中心でさまざまです。このように、基礎ゼミで学問の入り口をのぞき見ることで、大学の教員に親しみ、大学でのゼミや演習や研究室での活動に親しんで、2年次以降のゼミ活動等へ円滑に接続してくことも、この授業に期待された役割です。

なお、基礎ゼミは共通教養科目ですから、どの基礎ゼミに所属したかによって、2年次以降のゼミ配属やコース配属に影響がでることはありません。また、他学系教員の基礎ゼミをとることも可能です。

Practical English/Advanced Practical English

Practical English

この科目は「読む・聞く・話す・書く」といった英語の基本的なスキルを磨くことによって、 大学における知的活動を英語によって行える程度のコミュニケーション能力を身につけることを目的としています。 学期末試験には、 大学で学ぶために必要な英語能力を測定する国際基準の TOEFL(Test of English as a Foreign Language) と学内のスピーキング・テストを用い成績評価を行います。 この科目に合格するには、一定の出席要件と TOEFL-ITP 500点相当のスコアが必要です。 合格するまで毎学期指定されたクラス(週3回)で履修します。

Advanced Practical English

Practical English 合格者が英語力をさらに伸ばすための科目で、I~Vまであります。 I では TOEFL-ITP 520点レベルを、 II から V では TOEFL-iBT 79-80(ITP 550) 点レベルを目指します。

なお、各クラスの特色は以下のとおりです。

I : 総合的な英語力を伸ばすクラス
II : Speaking の力の養成に主眼をおいたクラス
III : Writing の力の養成に主眼をおいたクラス
IV : Academic Study skills の養成に主眼をおいたクラス
V : Academic Study skills の実践に主眼をおいたクラス(期末試験はTOEFL-iBT,IELTS,TOEIC) 

授業は週2回です。

初習外国語

英語のほかに、中国語、韓国・朝鮮語、ドイツ語、フランス語、スペイン語の5つの言語が学べます。 各言語の授業は 「教養基礎 I」「教養基礎 II」「教養実践」「中級」の 4つの段階からなり、 「中級」クラスをのぞき、 それぞれ native speaker を含む週3回の授業で、 1学期で3単位を修得できます。 おおよその到達レベルは以下のとおりです。

教養基礎 I(3単位):各言語の検定試験4級レベル程度
教養基礎 II(3単位):各言語の検定試験3級レベル程度
教養実践(3単位):文化理解・実践的基礎コミュニケーション能力の養成
中級(1単位):実力養成

「教養基礎 I」「教養基礎 II」「教養実践」「中級」の順に、段階的に履修することを推奨します。特に、上海、仁川、ウィーン、フランクフルト、リヨンへの交換留学を考えている 人は「中級」クラスも活用して実力アップを目指してください。

情報コミュニケーション科目

情報コミュニケーション科目は、習熟の段階に応じて順次受講することを前提に、入門科目(1科目)・基礎科目(4科目)の2つに大別されて構成されています。合計2単位(入門科目1単位、基礎科目の中から1単位)の必修科目です。ただし、医学部の方は入門科目1単位のみが必修となります。

全学必修の入門科目は「情報コミュニケーション入門」(1単位)であり、基礎科目としては「データ分析基礎」「情報検索基礎」「プログラミング基礎」「マルチメディア表現基礎」(各1単位)があります。

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